歌劇「天空の町」について

「今から百年以上も前に別子の山を緑に復活させた伊庭貞剛を主人公にした歌劇を創作して、世界各地に届けて欲しい」と一人の新居浜市民から依頼を受け、何度も別子を訪れては地元の人たちと交流して構想をあたため、５年をかけて作品を仕上げました。

2012年に別子銅山の地元、新居浜で初演して以来、国内外の各地で20回を超える公演を重ねて来ました。

2014年5月6日には伊庭貞剛の出身地である滋賀公演を実現(びわ湖ホール)できましたが、今回の大阪公演は石多(台本・作曲)の出身地でもあり、早くから小中高校時代の同窓生をはじめ多くの友人・知人たちが支援の輪を広げ待望してくれていたのです。このたびようやく地元初演の運びとなり、出演者・スタッフ一同とても楽しみにしています。